闇への放浪


赤い空に漂う石をつかみ 闇が光り輝く荒野へ一石を投じる

霞みが欲望を覆い尽くす前に  時間が魂を握りつぶす前に  悪夢が精神を食い殺す前に    

腐敗した涙を受け入れる前に  事実が偽りを探し出す前に  一粒の暗闇が気高く叫ぶ

「おんぎゃあ!」 「おんぎゃあ!」 「おんぎゃあ!」

地下深く眠る意思を呼び起こし 闇が希望を吸い始める

全力で走り始めた         砂漠の触壊に映るオアシスへ

精神錯乱剤をズタ袋に詰め   狂ったウサギ共が喘ぎ狂う世界へ

クローバーを両手一杯に     七色の涙は欲望に一点の穴を開け

コインは欲情から溢れ出す   干乾びた月はアンフェタミンを貪る少年少女に期待を抱く

メタファーに包まれた世界はもうない  黄金に輝く砂漠に足跡など

泥沼を喘ぎ狂う美しさなど        宙にも地にも時間と踊るコインなど

援助交際に戯れる娘と親父など    探す者に見つけることは出来ない

創る者に光は射し始めるだろう     未知なる道へ 導かれたとき

熱によって巻かれた食物連鎖 輪廻転生の渦に 命の一石を投じるまで  

  朗読:IKKYU HEADZ

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